一明 源(いちみょう・げん)さん(id:gen-ron)のお茶会に2回行ってきました。
1回目は大阪、2回目は名古屋。
源さんのことは、はてなブログの「直感的源論」で知って、
世の中のあり得ない男性陣(笑)を
「絶滅しろ!!」とぶった斬ってくれるのが爽快で、
いつも爆笑しながらブログを拝見していました。
実際にお会いした時の源さんの印象は、
とてもやわらかでしっとりとした感じでした。
いや、実際に身体をさわったのではないのですが、印象として。
どちらのお茶会に参加したときの私は、心がズタボロでした。
誰かに頼っていないと耐えられない精神状態でした。
とにかく、自分を受け止めてくれる人に会いたかったんだと思います。
うつ病と発達障害と人格障害
私はうつ病と発達障害(ADHD)を抱えて生きています。そしてたぶん、人格障害も。
源さんからいただいたアドバイスは、実はどれも実行していません。
言い訳になるかもしれませんが、
うつ病とADHDと人格障害がある今の状態では、
とてもじゃないけどできない!と思ったのです。
私は1人では生きていけない。
仕事をするにも、発達障害のあるせいで普通の人のように働けない。
だからといって、病気や障害を言い訳にして甘えたくない。
完璧主義な自分が自分を苦しめるんです。
人に尽くして期待に応え続けて疲れました
私は小さい頃に父親を亡くし、母親が1人で育ててくれました。
長女だった私は、母親に迷惑をかけないようにと「いい子」になろうと自分なりに頑張りました。
大学も名の通るところに行きましたし、就職もして、家にお金を入れていました。
子供の頃は7年位いじめられていましたが、母親には内緒にして我慢していました。
恋愛も、友人関係も、本当の自分を出せないまま、相手に嫌われたくないがために行動していました。
尽くせば尽くすほど 男はダメになる
尽くせば尽くすほど男はダメになる。しかも、貴女の「優しさ」でね… - 〜直感的源論〜
源さんのこの言葉を見て、私はどうしたらいいのか分からなくなりました。
自分が好きな人にたいして尽くすのは当然のことだと思っていたからです。
しかもやっかいなことに、自分が尽くしたらそのお返しも相手に求めていたのです。
「私は誰からもありのままの自分を愛されていない」
最近自分でそれに気が付きました。
「自分の幸せを外に求めている」
源さんに言われた言葉です。確かにそうでした。
それでも、相手のためにどうしても尽くしすぎてしまうんです。
今の私の支え
離婚、独立、夜逃げ…普通の人ならやろうと思えばできると思います。
でも私は、健常者(障害を持つ人と対比して表現します)の人たちとは違うやり方で生きないとできないのです。
「あなたは不安かもしれないけど、自分にとっては大事な人よ」
これは私の友だちから言われた言葉です。
今の私はこの言葉が支えです。
今の自分は、薬と、周りの人達の支えがあって、やっと自分の足で立っていられる状態です。
こんな状態の私でもいい。いいんです。
もう、誰のためにがんばるとか、そういうことは考えたくない。
他人の評価を気にして生きたくないんです。
夜になると、自分が孤独であることを強く感じ、なんとも言えない気持ちになります。
私は源さんにお会いして本当に良かったと思います。
今は生きるのが精一杯です。