筆のように書ける万年筆？「ふでDEまんねん」を試してみた

万年筆は何本か持っていて、主に手紙を書くのに使ったりしていました。この本に出会うまでは…！

楽しい万年筆画入門 (趣味の教科書)

題して「楽しい万年筆画入門」。

万年筆で絵を描くだなんてことは思ってもいなかったので、この本を読んで衝撃を受けました。とても万年筆で描いたとは思えないような描線だったからです。

その本で使っていた万年筆が、これです。

一見、シンプルな万年筆？に見えるのですが…

見てください。この金色に輝く書体…

「ふでDEまんねん」という万年筆です。正直、見た目がちょっとダサい…（セーラー万年筆さん、ごめんなさい）

線の太さが変えられる！

この万年筆のすごく面白いポイントは、線の太さが変えられることです。

どうやって変えるかというと…

ペンを立てて書くと細く書けて、ペンを寝かせて書くと太く書けるんです。

試しにいろいろ書いてみました。

すごく面白いです…！！

ちなみにペンを裏返しにすると、かなり細い線も書けます。

もちろん、筆ペンのように書くこともできます。上の写真のように、かなり寝かせれば、塗りつぶすことも可能。

絵を描く場合のオススメのインク

「楽しい万年筆画入門」で使っていたのは、耐水性のインクでした。書いた上から水彩絵の具で塗るためです。

Amazonの評価なども参考にして、私も耐水性のインクを買ってみました。セーラー万年筆の「極黒」というシリーズです。

セーラー万年筆 万年筆カートリッジナノインク 13-0602-120 極黒

自分で試してみたところ、水彩絵の具は強くこするように塗らなければ大丈夫。

ただ、下書きしてから、ふでDEまんねんで書いて、消しゴムで消すと、インクが薄くなってしまいました。

また、書いた上から蛍光ペンでなぞると、インクが滲んでしまいました。

極黒のインクはとても濃いインクなのですが、消しゴムかけにはやっぱり弱かったですね。

ふでDEまんねんで文字とイラストを書いた例

以前書いたブログ記事「ポタフェス＆e☆イヤホン＆雑貨屋めぐりin大阪 - のらり主婦日記」で載せたイラストは、実はこのふでDEまんねんを使って書きました。

右上のソフトクリームの線とか、いい味が出ていると思います（笑）ちなみに色塗りはパソコンでやりました。

カラーの耐水性インク「STORiA」もあります！

なんと、最近セーラー万年筆さんから耐水性のカラーインクが発売されました。

私も早速ゲットしました！買ったのは「ライオン＜ライトブラウン＞」です。

セーラー万年筆 万年筆顔料ボトルインク STORiA 13-1502-278 ライオン(ライトブラウン)

ライオンのたてがみのような、はたまた、パンのような、とってもきれいでおいしそうな色です！（笑）

「STORiA（ストーリア）」というインクで全8色。なんと

「第24回日本文具大賞2015」デザイン部門・優秀賞

を受賞されたそうです。（さすが私の目の付けどころ！＜自分で言うなっ）

女子向けの可愛らしいパッケージで、他の色も欲しくなってきます♪

もう他の万年筆はしばらく興味ないかも…（笑）

というくらい、私はこの「ふでDEまんねん」にハマってしまってます。

「…でも…お高いんでしょう…？」

いえいえ！そんなこと全然ないです。万年筆としてはかなり安いほうです。

↓私はペンを寝かせ気味に書くのでこちらを購入。

セーラー万年筆 万年筆 ふでDEまんねん 特殊ペン先 11-0127-740 紺

↓ペンを立て気味に書く人はこちらの「若竹」のほうを。

セーラー万年筆 万年筆 ふでDEまんねん 特殊ペン先 11-0127-767 若竹

↓インクはカートリッジ式のインクが一番ラクです。

セーラー万年筆 万年筆カートリッジナノインク 13-0602-120 極黒

セーラー万年筆 万年筆顔料ボトルインク STORiA 13-1502-278 ライオン(ライトブラウン)

↓STORiAはボトルインクのみなので、別途コンバーターが必要です。（万年筆中級者向け）

セーラー万年筆 万年筆用インク吸入器コンバーター 14-0500-000 一般用

文具好きの友人に見せたところ、「え！すごい！！」と驚いてました（笑）ほんとに面白いペンに出会えて、書くのがとても楽しいです！

ボディーデザインがもっとおしゃれになってくれたらいいのになぁ〜（笑）

フォロワーがいないっていうのはさみしいものだな〜

— のらり主婦 (@norarishufu1) 2015, 6月 24