私がチョークアートのお仕事をする時に使う画材について
比較表を書いてみました。
チョーク
学校の黒板で使われるあのチョークです。
色の付いた粉を板にこすりつける感じになります。
指を使ってぼかしたりすることができるので
ソフトな質感を表現することもできます。
クッキリとした線もかけるので使いやすい画材ですが、
この中で一番消えやすい画材でもあります。
人通りが多い場所にチョークアートを設置する場合は
その点を考慮する必要があります。
私が使っているチョークは、日本理化学工業の「ダストレスチョーク」です。
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ブラックボードポスカ
ブラックボード用のポスカです。
ペンタイプですのでクッキリハッキリとした線がかけます。
さわっても消えにくいですが、
色数が少ないため食べものの表現をするのは難しいかもしれません。
また、黒板塗料で塗られた木の黒板にはインクが出づらくなり書きにくくなります。
(全く書けないわけではありません)
表面がツルッとしたプラスチック製などの黒板の方が向いています。
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チョークインク
アメリカ製のペンタイプのもので、
ブラックボードポスカに似ています。
ブラックボードポスカと比べて色のバリエーションが多いので
その分書ける絵が多くなります。
こちらもブラックボードポスカと同様に
普通のチョークよりさわっても消えにくく
表面がツルッとしたプラスチック製などの黒板の方が向いています。
ソリッドマーカー
サクラクレパスが出している油性のマーカーです。
マーカーといっても、質感はクレヨンのようにねっとりとしていて
溶剤のようなにおいがします。
乾燥するまでにおいとの戦いです。
油性ですので水にぬれても消えません。
屋外で使用するときに向いています。
もし消したい時にはアルコールかシンナーを使います。
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どの画材も一長一短。
どんなシーンで使うかによって、
画材をどれにすると最適かを考えるようにしています。