海外から、画材をいろいろ取り寄せました。一番のお目当ては、「プリズマカラー」という色鉛筆。全150色あります。私は72色の缶入りセットを購入。
日本では「カリスマカラー」という名前に切り替わりつつあるようですが、海外ではプリズマカラーとして売られていました。日本のAmazon販売価格の約半額ほどで買えました(^。^)
注:この記事で書いている「プリズマカラー」とは、「プリズマカラー ソフトコア」というやわらかめの色鉛筆です。硬い芯のプリズマカラー色鉛筆は「ベリシン」というシリーズがあります。
早速色見本を作ってみました。
色鉛筆の軸の色と実際に塗った色は全然違うので、こうやって色見本を作るとすごく便利です。
スパニッシュオレンジとサンバーストイエローの色が全く同じな気が…(汗)不良品な気も…
プリズマカラーはグレーの色が豊富!私はコレが嬉しい。
紙は、一緒に取り寄せた「Stonehenge(ストーンヘンジ)」を使いました。色鉛筆に適した紙とのこと。コットン100%。250gsmなのでとてもしっかりとした厚さです。
プリズマカラーの描き心地
プリズマカラーは芯が非常にやわらかく、広い面を塗りやすい。紙に濃く乗ります。やわらかいので、混色もきれいにできる。デザイナー御用達の色鉛筆というだけあって、濃くて鮮やかで、まるでクレヨンのようです。塗っていると細かい粉が出てきます。
ファーバーカステルの色鉛筆は落ち着いた色が多いのですが、プリズマカラーはかなり鮮やかです!
イラストも描いてみました(^。^) 同じ紙でホルベインとファーバーカステルの色鉛筆でも描いたのですが、プリズマカラーの色の方がダントツで濃く出ました。
どんな色鉛筆を選んだらよい?
選ぶのに考えるべきポイントは、「芯の硬さ」と「色のバリエーション」だと思います。
絵が好きで真剣に描きたいなら、高級色鉛筆を使うべき!ファーバーカステル、プリズマカラー、ホルベインの3強を選んでおけば間違いないと思います。(Amazonではなぜかトンボの色鉛筆が大絶賛されていますが…)安価な色鉛筆よりも発色が美しく、重ね塗りがしやすいからです。
プリズマカラーはクレヨンに近い感触でかなりやわらかいです。ファーバーカステルやホルベインの色鉛筆もやわらかめと言われていますが、硬くもなくやわらかすぎもしない感じです。そのため、ボタニカルアートや風景スケッチなど細かい描写が必要な場合はファーバーカステル、広く単一に塗りこむ描写が多いデザイン画やイラストレーション、アニメイラストを描くならプリズマカラーが適しているという気がします。ホルベインはどちらにもいけそう。
色のバリエーションでは、落ち着いた渋い色が多いのはファーバーカステル、絵本やアニメのような明るさを重視したいならプリズマカラー、日本人が好むパステルカラーが多いのはホルベイン。作品の雰囲気で使い分けてもいいと思います。私もファーバーカステルのポリクロモスも持っておきたいし…
プリズマカラーは、試し書きをしたことがなかったのですが、実際に塗ってみると塗りやすくて感動!2ちゃんねるの色鉛筆スレでもプリズマカラー推しでした(笑)買って良かった!!
日本でもプリズマカラーは買えます!
プリズマカラーは、日本のAmazonで購入できます。カリスマカラーは72色までしかないみたい。72色以上欲しい人は、プリズマカラーを早めに購入することをおすすめします。
また、パッケージも違うようです。プリズマカラーは缶入りですが、カリスマカラーは紙箱になっています。色鉛筆自体の物は同じなので、パッケージで選んでもいいかも。
Amazonのレビューで「芯はいいけど軸の木の質が悪い」というようなレビューをいくつか見かけます。私が買ったセットには、1本だけ軸の木が少し欠けているものはありました(笑)芯が欠けているわけではないので問題ないのですが…。もう少しその辺りがんばっていただきたいなと…。
色数は、72色あればちょうどいい感じでした!グレーの色鉛筆は使わないって人は48色以下にしてもいいかもしれません。→プリズマカラー公式サイトのカラーチャート("color palettes"のタブをクリックして見れます)
★2016/1/1追加
紙は「MD用紙」シリーズがかき心地がよくておすすめです。私は仕事に使っています。
新品価格 |